【ドキュメンタリ映画】「まったく同じ3人の他人」を見た

最初に

実際にあった生き別れの三つ子のドキュメンタリ映画。
原題は「Three Identical Strangers」。 いっしーさんがオススメしてたので知って見ました。

昨日観たドキュメンタリー映画で感動…ではなく心底震え上がりましたので超オススメです。 あと数日でNetflix配信終了してしまいますが…

(フィヨルドブートキャンプのDiscordの映画チャンネルより)

1961年7月12日誕生し、19歳で再開

1961年7月12日誕生のアメリカで三つ子が生まれ生き別れ、19歳の頃に偶然に再開。
三つ子が生き別れる。そんなことが現実にあるんですね。
再開したあとは、チヤホヤされ時の人となり、TV番組にでたり、映画にもちょい役ででたそうです。
なお、映画名について調べたら、『マドンナのスーザンを探して』(原題:Desperately Seeking Susan) でした。

それにしても、現実で生き別れることなんてどうしたら起こるんでしょうか。
それぞれの三つ子は、各家庭で養子として引き受けられますが、どの親も三つ子であることは知らずに育てました。
実は三つ子であるとした各家庭の育ての親は、当然のように養子縁組機関に怒ったようです。

【ネタバレ】なぜ生き別れたのか

以下、ネタバレを含みます。

事実は小説より奇なり。
なぜ三つ子が生き別れたのか。
それは、別々の家庭で育てられたら、性格などにどういう影響がでるのかを知る壮大な実験だったとのことです。
他にも生き別れになった双子がいて、それを知らないままの双子もいるとのことです。
そんな実験ができちゃうなんて、すごいですね。

三つ子は、同じ年齢差の姉がいて、それぞれ異なる経済環境の家庭に育ててもらって、比較実験されていたようです。

実験の結果

実験の結果は2066年に全てを明らかにする予定はあるのだとか。
そしたら、他にも実験のモルモットにされた双子が明らかになる。
ずっと1人で生まれたとして育った方が、実は生き別れた双子だったと知ったときってどんな気持ちになるんでしょう。
このドキュメンタリの三つ子は、比較的若いときに再開できて結構楽しそうでしたけど、 今だったらそれぞれ別の家庭をもって孫もいそうで、2人とも全く異なる人生を送ってそうだし、別の雰囲気になりそうですね。
それぞれの性格によっても、その事実を受け入れられるかどうかも大きく変わりそうです。

エディと映画の結論について

最後の方、ドキュメンタリー映画側で、遺伝よりも環境が大事みたいな結論にもって行きすぎな感じがしました。
特にエディの自死について、厳格な父親の家庭で育ったから自殺したと責めている風で、エディの育ての父が可哀想になりました。

最後に

現実ってすごいなって思いました。
最近はドキュメンタリー映画って見てなかったんですけど、比較的好みのジャンルだし、ドキュメンタリー映画をもっと見ていきたいなと思いました。

参考

Wikipedia: まったく同じ3人の他人